ブログ | 延岡のカフェのようなジュエリー店、Berceuse(ベルスーズ)。お気軽に遊びにいらして下さい。

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2014年11月06日

珊瑚の気持ち

今、中国の赤サンゴ密漁が大変問題になっています。


宝石は、人類発生以来、さまざまな意味をもって、形を変え
深くかかわってきた歴史を持っています。

時に魔よけやお守りとして、また遊び心のある装身具として、
はたまた自己異化説(自分という人間を人と違うように見せ、自分を表現する)や、
全く逆で自己同化説(自分がこの集団の共通の仲間であるという証)など、
古くからいろいろな意味を持って愛されてきました。

つい先日も、お父様からの形見になる純金のリングを加工して、
ペンダントトップにして使っていきたいというお客様がいらっしゃいました。

形を整えるためにヤスリをかける際、粉となって落ちる純金を、
加工業者さんは「大切な形見ならば、その粉を使ってバチカンを
造ったほうがいいですね」と。

純金は柔らかいので、本当なら18金のバチカンをそのまま使った方が楽なのに、
損得なしに、魂を宿ったものを残さず引き継ぐという“心”が伺えました。


こうして今まで、大切に扱われてきた自然の恵が生んだ宝たち。

人々の心を癒し思いを宿る宝たちは、大切に扱われないといけないと思います。
心を引き継ぐ宝たちに寂しい気持ちを宿してはいけないのです。


日本の毅然とした態度が問われています。

どうか、この気持ちが中国に届きますように・・・・。




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