ブログ | 延岡のカフェのようなジュエリー店、Berceuse(ベルスーズ)。お気軽に遊びにいらして下さい。

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2018年06月28日 [日記]

年を重ねてこその幸せ

「若い頃、母があそこが痛い、ここが痛いと言っていたけど、
その時の気持ちが今頃になってとっても解るようになったわ〜」と笑うお客様。

体が自由な時は不便さを想像することさえなく、また、そのゆとりもないほど
毎日が大忙しですから、年を重ねて初めて知ることはやはり多いと思います。

みんな、たどる道。
そして、若い頃は解らないでいたあらゆることへのありがたさ、他人(ひと)の痛み、喜び。

人と話すことと言えば、病気のこと、病院のこと、年金のこと・・・。
でも、楽しみも見つけて毎日結構忙しくしてるのよ(^^)。
ハーモニカやフラダンスもするし、どこへでも自転車で向かいます。
ネックレスも季節に合わせて変えるのよ〜、と嬉しそう。

「今、一番楽しいなと思うことって、なんですか?」

「ハーモニカでホームを慰問するんだけど、終わった時に
心から“楽しかった、ありがとう”と手を握ってもらう時。」

私はどこかハッとしました。

「社交辞令じゃない時はそれがハッキリわかるのよ。
あ〜、喜んでもらえたんだな・・・って。そんな時、本当に嬉しいの。」と。

無意識に軽い気持ちでした質問でしたので
このお返事がとても奥深く、厚みを持って私に覆いかぶさりました。

心と心が繋がった悦びに勝る幸せはないんだろうな、と。
年を重ね、苦労を知った豊かな足跡を残してきた人だからこそ、
この小さくて深い幸せを噛みしめられるんでしょう。

さ、まだこれから行くところがあるのよ(^^)と、可愛らしい笑顔で
またね♪と店を去って行かれた後姿がなんともチャーミングでした。



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