ブログ | 延岡のカフェのようなジュエリー店、Berceuse(ベルスーズ)。お気軽に遊びにいらして下さい。

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2015年06月11日 [日記]

ドキッとしたお話。

まだ子どもが小学生の低学年だった頃の、教育相談かなにかで、「子どもは驚くほど演技が上手なんですよ」と、講師の方が話していたことを思い出しました。

心の中は嵐が吹き荒れていたり、大波におぼれそうになっている・・。
ところがいつもと同じように、明るく振舞っているから何事もない風に見えます。

実際に子ども達はこういう振る舞いが本能的にできてしまう、というものです。


先日、生まれてまだ4ヶ月に満たないかわいい赤ちゃんと、その2歳上のお姉ちゃんを連れてお客様がおいでになりました。

「もう、いつもすごい食べるのでこんなにプクプクになっちゃって〜」とお母さんが笑いながらおねえちゃんを紹介してくれました。
終始ニコニコした愛嬌のある天真爛漫な女の子(^^)。

お客様がリングのことで社長の原田とお話をする間、私が赤ちゃんを抱っこさせてもらうことに・・・。

ちょうどお昼寝時だったのか、私の腕の中でもスヤスヤと純真無垢な寝顔で眠ってくれて心洗われる気持ちで眺めておりましたところ・・・、視線が・・・。

さっきまでニコニコしていたお姉ちゃん、動きがピタッと止まったと思っていたら私を斜めの目線でジロっ!と見ていた・・・、というより睨んでいた(笑)のです。

はっ!と思い、笑顔で応えるのですがプイっとそっぽを向いてしまう。
また寝顔に目線を落としていると、やはり視線が・・・。

どうしたの?と目線で送っても、横にいるお母さんにしがみついて絡めた腕の隙間から、やはり私を凝視・・・。

そして、あんなに大好きなりんごジュースも甘いプリンにも一切手をつけていません。

急に大人に囲まれ、慣れないお店の空気に気持ちが動揺してるんだろうな〜と、思っていました。

かなり長かったと思います。

とうとう赤ちゃんが起きだして、知らないおばさん(謙虚!)の腕の中にいることを知ると泣き出してしまい、ついにお母さんの元へ帰っていったのでした。

そしたら、どうでしょう!

そのお姉ちゃんは急に動き出して、ニコニコしてスプーンを持ったかと思ったら大きなお口にプリンをパクッと頬張って“おいしい〜”という満面の笑顔を私に投げかけてくれるじゃありませんか!

やっと気づきました。

お姉ちゃんは、かわいい妹を私に取られた!と思い妹を返してもらうことに全精神をつぎ込んでいたのです。
大好きなお菓子に目もくれず!

参りました!という気持ちでした。

2歳になったばかりの小さな子が、食べたい気持ちより妹を守ろうとする気持ちの方が強かった訳です。

子どもの演技力について冒頭で触れましたが、演技という表現ではなく、「本能」という方が的確ですね。

親を困らせたくない、妹(弟)を守る、という本能(心)に大人も子どももないのだと言うことを、改めて思い知ったような出来事でした。

冒頭の話の子も、先日のお姉ちゃんも、自分の行動の“自覚”はきっとないのでしょうね。

そこを察してあげるのが、大人の役目なのかな・・・、と思った私でした(^^)。







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